2019.05.14
民法改正に伴う自動車保険人身傷害保険の「ライプニッツ係数」変更に関するご案内

令和元年5月14日



民法改正に伴う自動車保険人身傷害保険の「ライプニッツ係数」変更に関するご案内



令和2年4月1日の民法改正の施行により、現在の法定利率が「5%」から「年3%」に変更されます。
これに伴い、関係当局の認可を前提として、自動車保険人身傷害補償特約(以下「人身傷害保険」と記載します。)の「ライプニッツ係数」を変更いたしますので、概要をご案内いたします。

●変更の概要
人身傷害保険では、被保険者が傷害を被り後遺障害が発生した場合、または死亡した場合の逸失利益等の将来に渡り発生する損害の額の算出に、「法定利率をもとに算出した係数」(以下「ライプニッツ係数」と記載します。)を用いています。
令和2年4月1日以降に発生した事故について、人身傷害保険のライプニッツ係数を変更することにより、逸失利益等の一部の損害に対する人身傷害保険金の額が増加します。

●変更の適用時期
令和2年4月1日以降に発生した事故に適用します。(保険契約の始期日にかかわらず、事故日を基準に適用します。)

●変更の適用対象となる損害
人身傷害保険金の支払対象となる損害のうち、次の①および②の損害が対象となります。(お支払いする保険金の額が増加します。)


          損害額の計算にライプニッツ係数を使用している損害
    区分         (お支払いする保険金の額が増加する損害)     
① 後遺障害による損害   「逸失利益」および「将来の介護料」
② 死亡による損害     「逸失利益」
③ 傷害による損害      変更なし

※上記における「お支払いする保険金の額が増加する損害」に対する保険金の計算に用いるライプニッツ係数については、確定した時点で改めてご案内いたします。


〈参考〉「ライプニッツ係数」と「法定利率」の関係
事故により後遺障害等が発生した場合、収入が得られなくなることによる損害(逸失利益)や、長期に渡る介護料が発生します。
こうした「将来に渡り発生する損害」に対する全期間分の補償を、保険金として一括で受け取った場合、理論上、その保険金を運用することにより毎年利息収入が得られます。
「逸失利益」や「将来の介護料」を補償する人身傷害保険において、理論上、毎年発生する利息に相当する額を差し引いた保険金の額を算出するための係数を「ライプニッツ係数」といいます。
「ライプニッツ係数」は、「法定利率」をもとに算出しているため、「法定利率」が変更となる令和2年4月1日以降に発生した事故において適用する「ライプニッツ係数」も合わせて変更します。

以上

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